2017年10月24日
第48回 衆議院選挙」
 第48回総選挙が終わり、自公与党の圧勝に終わりました。
 「現在の日本と北朝鮮の関係を鑑みると、今のボロボロの野党、即ち希望、維新、立憲民主、社民、共産の中で国政を任せられる政党は無い」という日本国民の判断は極めて妥当です。選挙前、テレ朝、朝日新聞、TBS,毎日新聞、NHK,共同通信などのマスメディアが、「解散の大儀が無い」と批判していましたが、そもそも野党に有利な時期に解散する首相は居ません。

 麻生氏が総理の時、任期満了で解散し、自民党は記録的大敗を喫して民主党に政権を奪われました。追い込まれて解散するよりも、民進党が山尾志桜里議員のスキャンダルでガタガタ状態となり、小池新党(希望の党)もまだ準備不足の時期に、解散するのは与党の党首として当然の判断でしょう。

 この解散で理念も政策もバラバラだった民進党が分裂・解党して、自民・公明、維新・希望、立憲民主・社民・共産の3極に分かれたのは国民にとって分かり易くなり、同時に、個々の議員の節操の無さ度と自分ファースト度が分かったので非常に良かったと私は思います。

 安倍総理が政治生命の全てをかけてやろうとしているのは憲法改正です。安倍総理はこの解散で自民党が議席を減らしても、それ以上に改憲派の小池新党、つまり希望の党が議席を増やすなら、衆議院の改憲勢力2/3以上が維持できる所まで読んで解散しています。

 果たして選挙結果は、偏向メディアの意に反して改憲容認の自民・公明・希望・維新で憲法改正の発議に必要な衆議院の2/3議席を軽くクリアし、安倍総理の読み通りになりました。今後予想される、偏向メディアの嫌がらせ報道に負けず、私の眼の黒いうちに何とか憲法第9条の改正を願う所です。

追記:立憲民主党が安倍政権批判の受け皿となり、共産党の議席減分を吸収して野党第1党になりましたが、「枝野氏が筋を通して立憲民主党を立ち上げた。」というのは誤報で、「希望の党から排除されて新党の立ち上げを余儀なくされた。」というのが事実です。