6月29日の埼玉県議会での一般質問に於ける福祉部長の答弁に対する日下部の「馬鹿でも、チョンでも出来る」という発言が、在日の皆様方に不快な思いをさせた事を深くお詫び申し上げます。

 福祉部から今議会に提出された資料によると少子化対策の新規事業、多子世帯応援クーポン事業の効果検証方法が「クーポン利用者に対する利用状況や満足度調査などで効果を検証する」というものでした。

 「合計特殊出生率の推移で費用対効果を検証するべきでは?」との質問に対する福祉部長の答弁が「埼玉県の福祉部は自分たちの行っている様々な少子化対策事業に対し統計学的な費用対効果の検証を全くやっていない。」という内容の答弁でしたので、再質問で「それなら行政のプロでなくても、誰でも出来る!」という趣旨で発言した次第です。

 我が家にはテレビがなく、恥ずかしながら「バカチョンカメラ」という言葉が朝鮮の方を蔑視する言葉とされ、現在、放送禁止用語になっている事すら知らず、本会議場では品位を欠く表現として撤回致しました。在日の皆様方には重ねてお詫び申し上げます。

追記: 1870年(明治3年)に発刊された「西洋道中膝栗毛」中に「馬鹿だの、ちょんだの、野呂間だのと…」という表現があり、「チョン」は「一人前以下であること」を意味する言葉として使われています。この「西洋道中膝栗毛」が刊行された1870〜76年は、日韓併合以前であり、当時の日本人の間に朝鮮を蔑視する風潮はありません。
 私の「チョン」という言葉の認識も「半人前」という意味でしかなく、常日頃、朝鮮の方々に対する特別な意識も全くないので、今議会で注意を受けて「バカチョンカメラ」という言葉が放送禁止用語になっている事を初めて知る青天の霹靂でした。

               






 







 



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6月29日:埼玉県議会に於ける
       一般質問での発言について
2017年7月1日