2012年9月27日
「2050 極東マップ」

 9月は多くの敬老会を回らさせて頂いた。
 敬老される先輩諸氏は戦後の日本を復興させ、今日の経済的繁栄を築いてこられた。私達、現役世代はそれに深く感謝しなければならない。

 一方、私達、今の現役世代は戦後教育の影響でフニャフニャである。このままでは恐らく、尖閣諸島は中国に、竹島は韓国に、そして北方領土はロシアに盗られるだろう。

 下図は中国外務省から流出したとされる「2050極東マップ」と称される地図である。

 これによると日本は東西に分割され、東日本は日本自治区、西日本は東海省、朝鮮半島も朝鮮省という中国の省になっている。

 日本が分割統治される理由は西日本の太平洋側にはメタンハイドレートという地下資源が埋蔵されており、採掘を容易にするため西日本は中国領とし、一方、日本人1億2000万人を一気に日本列島から駆逐する事が困難なため、東日本に集めて日本自治区とするらしい。

 この地図を見ると1993年、オーストラリア首相であったポール・キーティングの訪中時に当時の李鵬首相が日本について、「日本は取るに足るほどの国ではない。20年後には地上から消えていく国となろう」あるいは「30年もしたら日本は大体つぶれるだろう」と語ったとの報道が思い出される。

 自国の統治が上手く行かなくなると、「為政者が国民の不満をかわすため、隣国に責任を転嫁する」のは歴史の常であり、また、領土(=主権)を割譲すると最終的には全部取られるのも歴史の常である。

 民主党政権が日米関係をぎくしゃくさせた事も昨今の隣国の動きと無関係では無いが、やはり「自分の国は自分で守る」という独立国家として当たり前の事を為す必要があろう。