2012年7月19日
「第2回 県政報告会」
 昨年に引き続き、7月16日(月曜日:海の日)にくさかべ伸三の第2回県政報告会を開催した所、500名を超える方にご参集賜りました。厚く御礼申し上げる次第です。
 
 西区には大きな集会場が無く、指扇療養病院の1階リハビリ室が最大の屋内集会場ですが、500名を超えるとさすがに厳しい状況になりますね。

 昨年の第1回県政報告会でお招きした清水市長に「合併協定書に基づく本庁舎に関わる審議会設置と調査費計上」を要望させて頂いた。

 さいたま市の合併協定書には新市庁舎について、「さいたま新都心周辺地域が望ましいとの意見を踏まえ、新市成立後速やかに審議会を設置し、速やかに庁舎建設基金を創設する」と明記されています。

 ところが、さいたま市が成立した平成13年5月1日から7年間もこの約束は反故にされ、挙句の果てに、相川市政が新都心にサッカー博物館を造ると言い出したので、皆様に多大なご迷惑をお掛けした平成20年5月の私の市長選出馬表明となってしまった訳です。

 しかしながら、私の市長選出馬に慌てた相川市長が20年11月に庁舎整備検討委員会を、21年4月に庁舎建設基金を設置したので、それなりの意味もあったかなと思っております。

 いずれにしても、県知事が立会人となり、旧3市の市長が署名捺印した合併協定書も守られないとなると政治に対する信頼は0になってしまいます。

 昨年12月の県議会で合併協定書の立会人である知事の道義的責任を問質した所、上田知事より「多くの議員からの要請があれば動く」との答弁を頂きました。

 その旨を清水市長にご報告し、平成24年6月、市議会でさいたま市本庁舎審議会条例を制定して頂きました。合併後11年でようやく審議会設置まで来たという感じです。