2011年8月13日
「第1回 県政報告会」

去る7月18日の第1回県政報告会には約450名の皆様にご参集賜り、衷心より御礼申し上げます。もう指扇病院のリハビリ室も手狭になって来ました。




 
 お招きした清水市長に対して、「2年後の市長選挙では政党・会派を問わず、『市庁舎は新都心周辺』と明記された3市合併協定書を履行する人を、後援会を挙げて全面的に支持する。『庁舎検討委員会』を『審議会』に格上げする事と来年度予算に『新庁舎に関連する調査費』を計上する事を清水市長の本気度を測る物差しとしたい。」と述べた所、清水市長の答弁は「私は西区の植水小学校卒業生。皆さんの気持ちは充分すぎるほど理解できますが、市長として答えられる範囲は限定されます。」でした。


【くさかべの県政報告要旨】


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上田知事のさいたま日赤と県立小児医療センターの新都心への移転計画は相川前市長の「サッカープラザ」や清水現市長の「多世代間ふれあい広場」より良いが、敷地面積・経営効率・患者の利便性を考えると両病院の隣接よりも小児医療センターを日赤の小児・周産期部門の後方病床として組込み1つの病院にすべきである。
 
A市庁舎が第8-1A街区のビルにテナントとして入れば三菱地所は撤退しなかったはず。仮に新都心の月額賃料を15,000円/坪とすれば市庁舎の年間賃料は約18億円で、約40年間で事業費720億円を回収可能。一方、市にはビルの固定資産税と都市計画税で約8億円、更に約1000億円と見積られる経済効果の1%、約10億円の税収増が見込めるので市の財政負担無く市庁舎を移設できる。

B2年前の市長選出馬は「公文書中の公文書である合併協定書が公然と反故にされるのはけしからん。」という当たり前の事を旧大宮の市議・県議が誰も言わないので日下部が言っただけである。

C6月県議会で川口市と鳩ケ谷市の合併議案があり、上田知事に「埼玉県下の市町村合併では合併協定書が公然と反故にされたさいたま市の例があり、加えて県知事は合併協定を守る様に当該自治体に働きかけるべき立会人としての道義的責任を果たしていない。」と申し上げた。

D2年後の市長選挙では政党・会派を問わず、「市庁舎は新都心周辺」と明記された3市合併協定書を履行する人を、後援会を挙げて全面的に支持する。『庁舎検討委員会』を『審議会』に格上げする事と来年度予算に『新庁舎に関連する調査費』を計上する事を清水市長の本気度を測る物差しとしたい。