≪デザートよりも、米をくれ≫
 サッカー博物館や5億円の盆栽とその関連施設は食事に例えればデザートの様なもので、基盤整備がまだまだ遅れている西区の議員としては税金の使い道の優先順位に納得できません。道路整備や下水道敷設の陳情書を提出しても「お金が無い」と言われ、測量の予算付にさえ4〜5年もかかる旧大宮の現状を鑑みれば「デザートよりも、米をくれ」と言わざるを得ない事情をご理解下さい。
2008年1月6日
ついに自民党会派離脱か!?
 新年明けましておめでとうございます。平成20年もくさかべを宜しくお願い致しますと言いたい所ですが、元旦からの穏やかな天候は私にとって嵐の前の静けさとなりそうです。

 平成19年12月定例会に於いて、自身の主義・信条に照らしてどうしても賛同できない市長提出議案が2本あり、採決を棄権しました。市長の政策に賛同できない議員は与党に留まる事が難しく只今、進退伺を提出中です。


◆賛同できない市長の政策 その1 

 
反故にされている大宮・浦和・与野、旧3市の合併協定書
 
 
相川市長は新都心の600mタワー誘致跡地にサッカー博物館を創りたい様ですが、そんな箱物は要りません。
 「新市の事務所は新都心周辺が望ましい」と明記されている合併協定書を遵守すれば本来ここに建設されるべきは市庁舎と議会棟のはずです。
 概してスポーツ系博物館はスタジアムの傍にないと間の抜けたものになり、また、国際都市を目指すと言いながら、市内には国際級の会議ができる施設が無く、大規模の学会すらホテルが足りず開催困難なさいたま市の現状を鑑みれば加えるべきは国際会議場・国際展示場・ホテルの複合施設でしょう。
 宿泊施設が無い所にはお金は落ちないものですが、現行の事業計画には市庁舎はもとよりホテルも含まれていないのです。

◆賛同できない市長の政策 その2
 
「高木盆栽美術館」の5億円の盆栽購入とその盆栽を展示する関連施設の建設

 
盆栽はさいたま市の重要な文化であり、大宮産の盆栽に5億円出すなら喜んで賛成致しますが、栃木県の高木さんという人の持っていた盆栽を買って来てそれを並べてさいたま市の盆栽文化といえるのでしょうか? 施設が完成するまでの間、大宮盆栽組合などが維持管理しますが、施設を含めた年間の維持管理費は約9000万円と見積もられ、箱物を造らなければ盆栽の維持管理費用は年間約1200万円で済みます。