【市長選の争点は?】
 今年の5月には市長選挙が実施される。現在の所、現職の相川市長を始め3名が出馬表明しているが争点は何だろうか?
 以下に小生が昨年12月の定例会で市長選の争点として相川市長に問うた3点を列記する。


@箱か、道か?

 さいたま市ほど人口に比べて道路の貧弱な都市はなく、特に南北道路よりも東西道路が貧弱である。当面は「箱」よりも「道」を優先すべきではないか?
 東西約18km、南北約15kmしかない市であるならば、市内なら何処からでも市内の基幹病院まで車で30分以内で行ける様にしたいものだ。


A市庁舎の位置は?〜浦和or新都心

 街づくりというものは市庁舎の位置が決まってはじめて南北道路、東西道路、環状線と計画できるものである。太い周辺道路を確保でき、高速道路からも直通であり、新幹線の停車駅からも近いなどなど、20年後、30年後のさいたま市の都市機能を考えると本庁舎は新都心にある方が良いと誰しもが考える所であり、岩槻を合併して益々その想いを強くする。


B地下鉄7号線の延伸経路は?
    〜岩槻and/or新都心を経由して大宮へ
 
 
 2003年12月定例会で助役が「地下鉄7号線の延伸問題は、岩槻との合併の有無に関らずさいたま市の課題であり、県の基本計画調査の結果を踏まえルートを含め様々なケースを想定し検討する」と答弁しているが、平成16年10月、県の埼玉高速鉄道検討委員会の延伸部会は1日あたりの利用者数は4万人に達せず、開業前の予測を4000人以上下回るという調査結果を発表した。また、埼玉高速鉄道の杉野社長も就任前だが「延伸議論は一時休止すべき。赤字が減った後で延伸ルートから見直せばいい。個人的には魅力的なマーケットがあり、JRと接続する大宮駅への乗り入れが望ましい。」と某新聞に述べている。
 「岩槻へ延伸するな」とは言わないが、採算性を考えると新都心を経由して大宮への乗り入れも同時に検討すべきでは?指扇から埼玉スタジアムに行くのは不便すぎて行く気がしないのだが。


                






2005年3月10日