2003年6月の定例会で一般質問に立ち「さいたま市の医療サービス供給体制について」以下の3点について質問して参りました。

1)大宮医師会市民病院の移転に伴う西部地域に建設予定の公設民営の新病院について

@新聞報道によれば、開設予定地は旧3市が隣接する西部地域となっているが用地の選定・買収の進捗状況は?

A病院へのアクセスはどう考えているのか?

B365日24時間の小児救急医療サービスの供給に際し、医師の確保は可能か?医療過誤に対する保険などのバックアップ体制は?


2)自治医大大宮医療センターの有効活用について

 自治医大とは本来医療過疎に対して設立されたものである。さいたま市の医療過疎は夜間・休日の時間外救急医療であり、特に小児救急医療に於いて365日24時間応需は大宮医師会市民病院のみである。
 現在の自治医大大宮医療センターには小児科も産科も救命救急センターもないが、これで僻地で勤務する医師が養成できるのだろうか?

@小児科・産科・周産期センターを設置すべきでは?  
  
A3次救命救急センターを設置すべきでは?

B埼玉県出身の自治医卒業生を救急車に同乗させるドクターカーを導入しては?


3)さいたま市の3次救命救急センターについて
 
 さいたま市の3次救命救急センターに選定されているさいたま日赤には昭和53年以降、約50億円の補助金が投入されているが、平成12年4月にようやく、4名の救命センター専従医が設置されたにすぎず、川越の埼玉医大総合医療センターや川口の市立医療センターの救命センターに比べると著しく整備が遅れているのは何故か?







2003年6月定例会 一般質問デビュー戦
2003年6月21日